埼玉県所沢市で生まれ育ったふたりが中心となり、地元・所沢でデザイナーズ賃貸物件を運営する株式会社千刻さん。入居者募集のため、物件ファンに記事掲載をご依頼いただきました。
千刻さんは今回が初めての不動産業。代表の武藤さんのお父様が所有する築40年超のアパートに入居者がおらず負債になっていましたが、意を決してその土地に賃貸物件を建てることにしたそうです。
ノウハウや経験が無い中で、物件は駅からも遠く、決して「有利な条件」とは言えませんでしたが、今回新築した2棟7戸を全て満室にされました。なかでも物件ファンでの掲載直後からの反響の大きさを見定めて、大手他社から提案された家賃よりも約10~15%高い水準で募集。それにも関わらず、最終的に物件ファンから7戸中4戸に入居が決まりました。
代表の武藤さんと福地さんのおふたりに、物件ファンでの掲載について話を伺いました。
【どんな物件?】埼玉県所沢市、新築、2棟7戸
アクセス:新秋津駅 徒歩17分 / 所沢駅からバス10分+徒歩4分、
面積(2LDK+ロフト):65~82㎡、家賃:15万円前後
—— 千刻さんは初めての不動産業だと思いますが、入居者募集のためにまずは何から始めたのでしょうか?
武藤さん:うちの物件がどの不動産メディアと親和性があるのか分からず、新聞インタビューやtiktokの動画投稿なども含めて、思いつくメディアは全部試しました。不動産ウェブメディアだと、掲載前に満室になって載せずじまいになったメディアもありましたが、6社前後です。それらは工務店に紹介してもらったり、ネットで調べたりして見つけました。物件ファンはそのうちのひとつです。
福地さん:2月中旬に募集を開始し、引っ越しシーズンの3月中旬までに満室にすることが目標でした。1メディアにつき1つでも埋まればうれしいな、というレベルの期待感でしたが、実際には7戸中4戸が物件ファンからの入居です。